EC業務では、モールごとに列名や商品コードが違い、毎日同じ削除・並べ替え・置換をしていることがあります。
自動化する前に、注文の原本、商品コードの対応表、キャンセル・予約・セット商品の扱いを決めます。
CSVの取込、列変換、結合はPower Queryが候補です。複数ファイルの保存、伝票別出力、フォルダ振り分け、処理済み管理まで行う場合はVBAなどを組み合わせます。
この作業は自動化候補です
次の項目が多いほど、手作業をそのまま続けるより、自動化の効果が出やすくなります。
- 毎日同じモールからCSVを出す
- モールごとに列名やコードが違う
- 発送方法や倉庫コードを置換する
- 商品コード対応表を手で参照する
- 出荷用・会計用に別CSVを作る
作業を三つに分けて考える
- 1受注元ごとに読み込む
モール名と注文番号を残して取り込みます。
- 2共通形式へそろえる
商品、数量、住所、配送などの列を統一します。
- 3用途別に出力する
出荷、在庫、会計の形式へ分けて照合します。
向いている方法の考え方
注文番号だけではモール間で重複することがあるため、受注元と組み合わせて識別します。再ダウンロード時の二重登録を防ぐ条件も必要です。
住所や電話番号を扱うため、データの保存場所、共有範囲、処理後ファイルの削除ルールも決めます。
相談前にそろえるもの
完成形を細かく設計する必要はありません。今の作業が再現できる材料をそろえる方が重要です。
- 各モールのCSVサンプル
- 共通化した正しい一覧
- 商品コード・配送方法の変換表
- キャンセル、セット商品、予約の例
- 出力先システムの取込仕様
専門家へ頼んだ方がよい目安
- 複数モールをまとめる
- 一日数百件以上を処理する
- 個人情報の管理と履歴が必要
- 二重処理や出荷漏れを防ぎたい
よくある失敗
- 受注元を残さず注文番号だけで管理する
- 住所や電話の先頭ゼロを失う
- キャンセルを通常注文と一緒に出力する
- 変換後の件数と数量を照合しない
よくある疑問
複数モールのCSVを一つにできますか?
できます。列対応とコード変換表を作り、受注元を必ず残して共通形式へそろえます。
毎日自動でダウンロードできますか?
モールの提供機能や規約、APIの有無で変わります。まず手動ダウンロード後の整形だけ自動化する方が安定する場合があります。
住所データを扱っても大丈夫ですか?
必要な管理と契約を行い、共有範囲を限定します。相談段階では仮名データを使ってください。